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第2回実行委員会とこの間の行動の報告
協同総研 青木未知
先日、神戸の兵庫高齢協にて協同集会第2回実行委員会が行われた。実行委員会は18団体、協賛は20団体・65個人、後援団体は兵庫県、神戸市と8つのマスメディアから承諾を得るまでに広がったと、藤田事務局長から報告があった。代表委員の神戸大学名誉教授の野尻武敏先生からは、東京大学大学院教授の神野直彦先生とともに当日の基調講演を承諾いただいたそうだ。
同日、労協連の菅野理事長より「協同集会の準備過程そのものの中で起こすべき新しい協同をつくっていこう」と挨拶があったように、3月にバルベリーニICA会長を神戸に迎えて以降、神戸周辺地域にて協同集会の呼びかけ行動が始まっている。私が参加した兵庫の伊丹地域での訪問は、伊丹地域を知るとともに、他団体の活動や想いについて触れられることができ、賛同を得る以上に得るものがあった。
訪問先では「労働者協同組合」の説明から始まるが、最初は先方はよく分からないという感じで聞いている。しかし、今の社会の現状と絡めて協同集会の開催の意味を説明するうちに「うんうん」と頷づき、最後には「ぜひ協力します」という形となる。特に格差社会と阪神大震災の話では共感を得られたと思う。
その日最後の訪問先であった、芦屋市の知的障害者の施設、三田谷治療教育院の総合施設長の境孰さんが「物事は成長の過程を見ないと分からないことがたくさんあるのに、今の日本はそれが無視されて改革に至っている。ただ理解しやすければいいのか。コツコツとやってきた中に学ぶことがたくさんあるのだから、古い人がやってきたことを吟味し、それを伝承することが大事。そんな中コストや効率性を度外視して何かできないのかと考えていた」と賛同してくださった。また阪神大震災からちょうど10年が経った今年は、「障害児を普通学校へ 全国交流集会in兵庫」(8月20〜21日)や国体が兵庫で開かれることを教えていただいた。これらの盛り上がりをうまく「協同集会」にもつなげられるのではないかと思った。
働きかけの結果、行政から委託を受けてNPO支援・起業支援を事業としている「生きがいしごとサポートセンター」のCS神戸、コムサロン21(姫路)などは実行委員会に入ってくれることになったそうだ。「お金より仕事が欲しい」と福祉の発想にとどまらない新しい分野の事業開発を行っている、精神障害者授産施設を運営している「社会福祉法人すいせい」からも協力していただけることになった。 もちろん全ての団体で私たちの話が受け入れられるわけではないが、このような訪問を各地域で行えば、新しい発見や出会いから協同集会を「神戸」という地域で行う意義がより明確になる。そして業種を超えたいろいろな団体で共感が広がって、10年前に神戸に生まれた強い草の根パワーをもう一度集結できるのではないだろうか。
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